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映画「あやしい彼女」、多部未華子さんの魅力満載

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2016年の映画「あやしい彼女」をDVDで観ました。

あやしい彼女

あやしい彼女

物語は、73歳のおばあちゃんが、あるきっかけで20歳の女性に!外見は20歳だけど、中身は73歳のおばあちゃんが引き起こすコメディー。

だと思って観ましたが、いやはや、良い意味で裏切られた作品でした。


映画『あやしい彼女』 特報30秒


元々は韓国映画「怪しい彼女」の日本版リメイクです。ほかにベトナム版や中国版もあります。

この映画は、多部未華子さんの魅力満載な作品でした。一気に惚れたね。オードリー・ヘップバーンの「ローマの休日」のようないでたちで現れたときには、心を撃ち抜かれました。なんと可憐で可愛いことか。ほんとにオードリーみたいに見えました。

てっきりドタバタコメディーかと思いきや、親目線で観てしまうと、深い感動があり、涙ボロボロでした。特に、ショッピングセンターで男の子二人の母親に、20歳の多部未華子(中身は73歳)が声をかけるシーン。子供の母親に「よくがんばったねえ」と語りかけるシーンが、涙腺直撃。みんなそれぞれ頑張っているのに、労りや感謝の言葉がなかなか少ないと、そりゃ子供にもあたってしまうもの。

本編中に出てくる、この「おばあちゃん目線」の台詞を、20歳の多部ちゃんが言うわけです。そこは面白くもあり、心を揺さぶられるわけであります。

歌も、昭和の歌謡曲見上げてごらん夜の星を、悲しくてやりきれない、真っ赤な太陽 などなど)を歌う多部ちゃん。歌、うまいですね。バンド風のアレンジですが、この映画の音楽プロデューサーは、小林武史氏。このクレジットを見て、なるほどな、と納得しました。楽曲のアレンジがすごくこなれていたので。


「あやしい彼女」 多部未華子 歌唱シーン映像

この「悲しくてやりきれない」の場面(本編ではこのあとの場面)では、涙を流しながら歌う多部未華子の演技力に引き込まれました。

共演に、倍賞美津子さん(73歳のおばあちゃん役)、小林聡美さん(日本のコメディエンヌの第一人者と思ってます)、要潤さん、志賀廣太郎さんなどなど。

コメディの部分と、深い感動の部分がうまくミックスされた、心に残る映画です。多部未華子さんのコメディエンヌっぷりに、彼女の魅力が集約されてますね。笑うとえくぼができるのとか、めちゃ可愛い。。。惚れてまうやろ。

何度も観たくなる映画です。