映画レビュー「キングコング〜髑髏島の巨神」(ネタバレあり)
2017年3月公開の「キングコング〜髑髏島の巨神」がもうDVDでリリースされてました。
怪獣映画らしい怪獣映画
ストーリーは、ネットで出ていると思うので、書きませんが、映画のキャッチコピー通り「一番弱いのは人間」だなあ、と。
あれだけデカイ怪獣に襲われたら、そりゃあ非力ですよね。
キングコングは髑髏島の守り神として描かれています。
日本の特撮・アニメの影響が随所に
映画のあらゆるところに、日本の特撮やアニメの影響を感じさせるシーンが多い、多い。
夕陽をバックにキングコングが登場する冒頭のシーンは、まるでウルトラマンだし、炎の中から現れるキングコングは、さながらナウシカの巨神兵のよう。もしくは、エヴァンゲリオン。
キングコング最大の的のトカゲの怪獣(ゴジラではない)は、造形がまるでエヴァンゲリオンの使徒そのもの!
日本の特撮やアニメも、ハリウッド映画に多大な影響を及ぼしてますねー。
映画のスポンサーに中国資本
映画の冒頭のクレジットをみると、そこには「Tencent Production」との表記が。
Tencentって、中国のWeChatの会社ですよ。
なので、主役陣に必ず中国人俳優が入ってますよね。今回は女優さんでした。
ちなみに、ミッションインポッシブル〜ローグネイションでは、アリババがスポンサーでしたね。
やはりハリウッドも制作資金難なのか、ここ数年、中国資本が入ったハリウッド映画が増えたように思います。
ロケ地がひたすら美しい
この映画のロケ地は、ハワイ、オーストラリア、そしてベトナムのニンビンにある世界遺産での撮影でした。
特に、髑髏島の設定や、終盤のキングコングvs宿敵の闘うシーンでは、ベトナムのニンビンにある世界遺産での撮影だと思いますが、とにかく風景が美しい。
観光で行ってみたいと思いました。